イラストどころか絵を描くこともほとんど未経験の社会人、やっぱりイラストの専門学校に行ったほうがいい?

絵を描くことは好きだけど、でもまともに勉強したことはない、学校の美術の授業とノートの隅にいたずら書きをする程度だった、と言う社会人は多いです。

でも実際のところ、絵を描くことは好きなので、今でもちょっとした余暇にはいたずら書きをしてしまう、などという人もいますね。

こういった人の場合、絵を描いてはいてもやはり未経験者に分類されてしまいます。

さてこの未経験者、一念発起してイラスト描きを目指すとしたら、ここは専門学校に通うべきなのでしょうか。

絵というものは何と言っても基礎は大事

抽象画など見ていると、これ描いた人は好き勝手に色を載せているだけで、特に勉強などしていないんだろうなあ、と思ってしまいますね。

また人物画や風景画でも、何やらラインがぐにゃぐにゃしていて、どう見てもこれデッサン狂ってる、としか思えないような絵もあります。

しかし一流と言われる画家の絵の場合、それがどんなアレンジを加えられていても、その画家のデッサン力はすごいものがあるのです。

古典など見に行くと、時にデッサンも展示されていることがあります。

あまりに見事なデッサンとクロッキーに、この描いた人があのグニャグニャを描いた人と同じとは思えない、などと思うこともありますね。

まあ絵だけではなく、何かの道に関してはその基礎は本当に大事なものです。

フルマラソンを走る人も、最初は筋力をしっかりと付けて、耐久力を伸ばすところから始めます。

すぐに名作が生まれることは、まずありません。

まあ稀に、何故か直ぐにできてしまう人がいるのですが、こういった人を天才と呼ぶのですね。

しかし世の中には勿論、天才よりも普通人のほうが数が多いのです。

基礎はしっかりと付けておきたいところです。

絵の基礎はどこでつける

漫画にしてもイラストにしても、いわゆる基礎は同じことです。

正確な人体のデッサンを描くためには、本来は骨格から見ていかなくてはなりません。

当たり前のように使用している景色の遠近法も、適当にではなくしっかりと計算して組み入れていく必要があります。

こういった基礎に関しては、実は日本の場合義務教育の間の美術の時間に、ある程度は学んでいるはずなのですね。

しかし昨今の受験に特化した授業編成だと、こういった授業はどうも疎かにされてしまっている感があります。

受験期の音楽の時間は、音楽鑑賞だけで終わったという人、多いはずです。

なので本来あるはずの、美術のデッサンの時間もその指導も、ちょっと時間も集中も不足ということになります。

なのでもし、将来絵の方に進みたいという希望があると、別に時間と場所をとって学ぶ必要が出てくるのですね。

せっかくの美術の授業ですが、基礎を学ぶには学校だけでは不足、ということになります。

そちら方面に進むので、と言う人以外はほぼ全員、絵やイラストを描くには基礎訓練が出来ていない状態、となるわけです。

つまり、端的に言ってしまえば未経験者だということです。

絵の未経験者だってイラストレーターに憧れる

未経験者と一括りにされても、絵を描くことは好きなので、デッサン云々は置いておいてひたすら描いていた、と言う人も結構多いはずです。

そして社会人になっても、何気にその習慣は続けているという人も、実は少なくないのです。

なのでそういった人がある日、昔の夢をふと思い出し、イラストレーターになれたらと再び思ったとしても、これは無理のないことです。

しかし昔と違うのは、夢だけではそういった職業につけないというのが理解できていると言うことです。

大人になると、夢見ているだけでは先に進まないということ、嫌でも理解が出来るわけです。

さてそうなった場合、どうするのが一番いいのでしょう。

独学で、何時になるかわからないデビュー目指してたゆまず努力を、もしデビューできなくても好きなんだと言い聞かせて続けるのがいいでしょうか。

それとも専門学校で、改めて学んでみるのがいいのでしょうか。

そのあたり、どちらのほうが効率的なのかも考えてみましょう。

絵の未経験者の社会人がイラストの道を進む場合

ある程度それらしい絵が描けても、プロになるためにはそれだけでは不十分です。

何よりも基礎を学ばなくては、先に進めません。

基礎を学ぶには独学それとも専門学校

基礎デッサンなどを学ぶには、これは明らかに専門学校のほうがおすすめになります。

何と言っても人体デッサンは、独学では非常に難しいからです。

毎日のようにモデルをしてくれる友達というのは、さすがにいませんね。

鏡に映った自分だけをデッサンするのも、これも虚しくなってきます。

静物については特に問題ありませんが、問題は添削してくれる相手がいないということです。

専門学校ならモデルにも事欠きませんし、描いたデッサンを批評添削してくれる講師もいます。

未経験で基礎がないことを承知の上で、なおかつイラストレーターを目指す場合、これは専門学校への入学をおすすめします。

決心の強さも関係してくる

実は独学の出来る人というのは、非常に心の強い人です。

自分1人だけでの努力というのは、孤独でしかも続けるのが難しいものです。

なので逆に、こういった人が何かを志した場合、成功する確率も上がるのです。

まあこれも一種の、天才ですね。

しかし残念なことに、世間一般には普通人のほうが多いのです。

一念発起したとしても、途中で誰かの後押しが欲しくなって当然です。

専門学校での勉強だと、講師は勿論クラスメートとの競争も、この後押しになってくれます。

独学するだけの強さはちょっと、という場合にはやはり専門学校がおすすめですね。

社会人の未経験者の場合学校に通うのは

どうやら社会人の、でもイラストレーターになることを諦めきれない人の場合、おすすめとしては専門学校が有利です。

しかしこれも結構、時間との戦いになることは明らかです。

特に昼間のコースは、特殊職業でない限り取ることはまず不可能ですね。

夜間部を利用する

昼間の普通の仕事をしていて、夜に学校に通うというのは定番といえば定番です。

イラスト系の専門学校の場合も、夜間部を提供してくれている学校は多いですね。

週に1回からという学校もあるので、仕事に負担をかけずに通うことも可能です。

ただこういった、全日制でなく授業数も少ないコースの場合、学校内でこなせない分は自宅で自力でこなしていかなくてはなりません。

まあ俗にいう、宿題が多い状態です。

宿題までは行かなくても、持ち帰りの課題ですね。

これをしっかりとこなすだけの気力と体力に時間を、絞り出すことが必要になります。

週一での授業などという場合、殆どが家でやってきた課題への評価添削になるだけということもあります。

通信教育を利用する

もう1つのやり方としては、通信教育があります。

これだと自分のペースで課題をやっていけるので、ある意味独学に近くなります。

しかし独学と決定的に違うのは、課題の提出期限があるということですね。

なので独学だとつい甘えてしまう期限が、設定されていることになります。

そういった意味では通信教育は忙しくて、不規則な時間の中で集中して学ぶタイプにはおすすめです。

シフト制などの仕事をしている人には、夜間部よりもこちらのほうが学びやすいですね。

まとめ

イラストを描きたい、でももう社会人、しかも未経験者、技術も専門的には持っていない、なんとも悲しいことです。

でも、イラストを書くのが好き、自己満足に終わってしまっても、何か満足できる1枚を描きあげたい、誰かに見て欲しいなどという人は、もう遅いなどと思わずに学んでみてください。

特に専門学校でイラストを学んだ場合、卒業後のケアも入りますのでデビューも夢ではありません。

一旦諦めた夢、再びトライしてみるのも、後々後悔しないための道ですよ。

参考URL・参考文献・根拠など

https://sadaji-note.com/illust_work…
https://ksd-illust.com/inexperience…